
Hi しゃーろです!
ブログを読んでいただき、ありがとうございます!

英語の動名詞って何だろう…
中学英語で習う「動名詞」について、よく分からないと思う方も多いのではないでしょうか?
「to不定詞」とゴチャ混ぜになるという方もいると思います。
今回は、動名詞の使い方や不定詞との違いを徹底解説していきます。
- 動名詞の使い方が分かる
- 動名詞の重要表現が分かる
- 動名詞と不定詞の違いが分かる
この記事を読めば上記のことが分かります。
ニュアンスの違いや使い方を学んで、日常でも使えるようにしていきましょう!
to不定詞について知りたい方は、以下の記事もご覧ください。


動名詞とは?
そもそも動名詞とは何でしょうか?
動名詞とは「名詞の役割をする動詞のこと」です。



ちょっと何言ってるか分からない。
「私は本を読む」→「私は本を読むことが好き」
例えば、上の文のように動詞の「読む」が「読むこと」という名詞に変わっているのが分かるでしょうか。
このように名詞の役割をするのが動名詞の働きです。
英語での基本的な形は以下となります。
先程の「本を読む」を使って例文を作ると以下のようになります。
「I read books」→「I like reading books」
このように動詞「read」に「ing」がついて「reading」になっていますね。
不定詞は「名詞・形容詞・副詞」的な使い方がありましたが、動名詞は名詞的な役割しかありません。
動名詞の使い方
では、さっそく動名詞の使い方を見ていきましょう。
動名詞の使い方は、大きく分けて以下の3つです。
- 主語として使われる
- 補語として使われる
- 目的語として使われる
これだけ見ても良く分からないと思うので、1つずつ例文と一緒に解説していきます。
主語として使われる動名詞
まずは、主語として使われる動名詞について解説していきます。
以下の例文を見てみましょう。


このように主語の役割を担っています。
他にも例文を見てみましょう。
- Sleeping well is good for your health.(質の高い睡眠は健康に良い)
- Eating a balanced diet is important.(バランスの良い食事をとることが重要です)
補語として使われる動名詞
続いて、補語として使われる動名詞について解説していきます。
以下の例文を見てみましょう。


このように補語の役割を担うことも出来ます。
他にも例文を見てみましょう。
- My goal is helping those in need.(私の目標は困っている人々を助けることです)
- What I want to do is improving my cooking skills.(私がしたいことは料理スキルの向上です)
目的語として使われる動名詞
続いて、目的語として使われる動名詞について解説していきます。
以下の例文を見てみましょう。


このように動詞に対する目的語の役割を担うことも出来ます。
他にも例文を見てみましょう。
- I enjoyed playing cards.(トランプをすることを楽しんだ)
- I love watching movies.(映画を見るのが大好きです)
また、動名詞は前置詞の目的語としても使うことが可能です。


このように前置詞「at」や「for」の後に付けることが出来ます。
to不定詞を「~すること」という名詞的用法で使う時は、前置詞の後に置くことが出来ません。
- I’m good at to play baseball.
他の例文も見てみましょう。
- I’m thinking about taking a trip to Canada next summer.(来年の夏、カナダに旅行に行こうと思ってます)
- I have to do my homework before sleeping.(寝る前に宿題をしなきゃいけない)
動名詞を使った重要表現
続いて、動名詞を使った重要表現を紹介します。
良く使う表現になるので覚えておきましょう。
- not doing
- look forward to ~ing
- be used to ~ing
- It is no use ~ing
- on ~ing
- in ~ing
1つずつ解説していきます。
not doing
「not doing」は動名詞の否定形になります。
以下の例文を見てみましょう。


「feeling not」とはならないので注意しましょう。
look forward to ~ing
「look forward to ~ing」は「~することを楽しみにしている」という意味になります。
以下の例文を見てみましょう。


このような使い方が出来ます。
I look forward to meeting you.
「あなたに会えることを楽しみにしてます」
こちらも意味は同じですが、「I’m looking forward to」の方がカジュアルな響きがあるので覚えておきましょう。
be used to ~ing
「be used to ~ing」は「~することに慣れている」という意味になります。
以下の例文を見てみましょう。


似たような表現で「used to do」がありますが、意味が異なります。
She used to wake up early.
「彼女は以前は早起きをしていた」
この文では「今はもうやっていない過去の習慣」を表しています。
似ていますが、意味が全く違うので気を付けましょう。
It is no use ~ing
「It is no use ~ing」は「~しても無駄」という意味になります。
以下の例文を見てみましょう。


「beyond your control」は「ある状況に対して何もできない状態」を表しています。
on ~ing
「on ~ing」は「~するとすぐに」という意味になります。
以下の例文を見てみましょう。


このような使い方が出来ます。
「as soon as(~するとすぐに)」と同じような意味ですね。
As soon as they saw the beautiful sunset, they decided to take a photo.
「美しい夕日を見た瞬間、彼らは写真を撮ると決めた」
in ~ing
「in ~ing」は「~するとき」という意味になります。
以下の例文を見てみましょう。


「when(~するとき)」や「while(~しているとき)」と同じような意味ですね。
Be careful when crossing the street.
「道路を渡るときは気を付けて」
Be careful while crossing the street.
「道路を渡っているときは気を付けて」
動名詞とto不定詞の違い
続いて、「動名詞」と「to不定詞」の違いについて解説していきます。
to不定詞も「~すること」という意味を持っているので、使い分けに悩む方も多いのではないでしょうか。
意味が同じ場合とニュアンスが異なる場合があるので、比較しながら見ていきましょう。
- 同じ意味になる場合
- ニュアンスが異なる場合
- to不定詞か動名詞のどちらかしか使えない場合
1つずつ見ていきましょう。
同じ意味になる場合
まずは、動名詞でもto不定詞でも意味が同じになる場合です。


このような場合は、どちらを使っても意味は同じになります。
ニュアンスが異なる場合
続いて、動名詞とto不定詞でニュアンスが異なる場合を見ていきましょう。


ニュアンスの違いが分かるでしょうか。
「to不定詞」は未来のニュアンスがあり、「動名詞」は過去のニュアンスがあります。
他にも「stop」などの動詞も意味が異なるので、確認しておきましょう。
<stop>
He stops to smoke.
「彼は煙草を吸うために立ち止まった」
He stops smoking.
「彼は煙草を吸うのを止めた」
to不定詞か動名詞のどちらかしか使えない場合
続いて、動名詞かto不定詞のどちらかしか使えない場合を解説します。
動詞によっては一方しか使えないので注意しましょう。


このような感じで形が決まっています。
他にもいくつか形が決まっている動詞があるので、覚えておきましょう。
- quit(辞める)
- admit(認める)
- consider(考える)
- imagine(想像する)
- avoid(避ける)
- finish(終える)
- decide(決める)
- learn(学ぶ)
- pretend(ふりをする)
- manage(何とかする)
まとめ
Great job!
ブログを読んでいただき、ありがとうございました!
今回は、動名詞の使い方や不定詞との違いについて解説しました。
動名詞が使えるようになると表現の幅も一気に増えるので、何度も見返して使ってみてください!







