
Hi しゃーろです!
ブログを読んでいただき、ありがとうございます!

間接疑問がよく分からない…
通常の疑問文と混ざってしまって、複雑に感じる方も多いのではないでしょうか。
今回は、間接疑問文の語順や使い方を分かりやすく解説していきます。
- 間接疑問文の語順が分かる
- 間接疑問文の使い方が分かる
- 疑問詞を使わない間接疑問文の使い方が分かる
この記事を読めば上記のことが分かります。
間接疑問はかなり役に立つ表現なので、本記事を読んでぜひ使えるようになりましょう!
間接疑問文とは?
そもそも間接疑問文とは何でしょうか?
間接疑問文とは、文中に別の疑問文が組み込まれたものになります。
通常の疑問文(直接疑問文)と比べると分かりやすいです。
【直接疑問文】
Where is he?(彼はどこにいるの?)
【間接疑問文】
I don’t know where he is.(彼がどこにいるか分からない)
Do you know where he is?(彼がどこにいるか知っていますか?)
このように直接的に表現しない文を間接疑問文と言います。
疑問文と言っても上の例文のように「?」で終わるとは限りません。
使い方は形を覚えて慣れていくのが一番だと思うので、さっそく見ていきましょう。
間接疑問文の使い方
さっそく間接疑問文の使い方を解説していきます。
間接疑問文の基本的な形は以下の通りです。
通常の疑問文は「where is he?」のように「疑問詞 + 動詞 + 主語」の順番ですが、間接疑問文は逆になります。
例文で確認してみましょう。


この場合は主の文が「彼女が言った」なので、主語が「she」、動詞が「said」になりますよね。
なので、間接疑問文にするときはそのまま「主語 + 動詞」をくっつければOKです。
以下の例文はどうでしょうか?


この場合は主の文が「何が起こった」なので、主語が「what」、動詞が「happened」になりますよね。



あれ?
さっきの例文みたいに疑問詞の後に主語が無いよ?
と思ったかもしれませんが、ここでは代わりに「what」が主語の役割をしています。
もう1つ例文を見てみましょう。


この場合は主の文が「あなたは好き」なので、主語が「you」、動詞が「like」になりますよね。
(2つ目の文は主語を「you」にするとちょっと変なので「he」にしています)
間接疑問文にしたときも「what + 名詞」の順番は変わらないので、「what + 名詞 + 主語 + 動詞」の順になります。
「I know what you like kind of animal.」にはならないので、気を付けましょう。



最初は難しく感じるかもしれないけど、慣れれば出来るようになるよ!
それぞれ疑問詞を使った例文を見て、感覚をつかみましょう。
- I don’t know what you are talking about.(何のことか分かりません)
- I want to know what time it is.(今何時か知りたいです)
- Do you know when he came here?(彼がいつ来たか知ってる?)
- I can’t remember when I lost my key.(いつ鍵をなくしたのか思い出せない)
- I forgot who he is.(彼が誰か忘れました)
- Tell me who is studying over there.(向こうで勉強している人が誰か教えて)
- I remember where she was.(彼女がどこにいたか覚えています)
- Can you tell me where the convenience store is?(コンビニがどこにあるか教えてくれませんか?)
- He couldn’t understand why she got angry.(彼はなぜ彼女が怒ったのか理解できなかった)
- Do you know why he chose this one?(彼がなぜこれを選んだか知ってる?)
- Please tell me how she became fluent in English.(彼女が英語ペラペラになった方法を教えてください)
- She asked me how long it would take.(彼女はどれくらいかかるか私に尋ねた)
- I don’t know which ice cream flavor she likes.(彼女が好きなアイスの味がどれか分かりません)
- Let me know which book I should read first.(どの本を最初に読むべきか教えて)
ちょっと特殊な間接疑問文の使い方
続いて、ちょっと特殊な間接疑問文の使い方を解説します。
特殊と言っても特別難しいわけではありません。
- 疑問詞が最初に来る文
- 「What do you think」を使った文
1つずつ解説します。
疑問詞が最初に来る文
まずは、疑問詞が最初に来る文について解説します。
例えば、以下のような文です。
What is being discussed here is not so important.
「ここで今議論されていることは、それほど重要ではない」
少し長くて混乱しますが、分解すると以下のようになります。


疑問詞が主語になっただけで先程紹介した例文とあまり変わりませんが、知らないと理解するのが難しいです。
ちなみに通常の例文に近づけると、以下のようになります。
I don’t think what is being discussed here is so important.
「ここで今議論されていることは、それほど重要だと思わない」
「What do you think」を使った文
続いて「What do you think」を使った文について解説します。
例えば、以下のような例文です。
What do you think we should do now?
「私たちは今何をすべきだと思いますか?」
- 「Do you think what we should do now?」
このようにはならないので注意しましょう。
「think」の他にも「believe, guess, hope, say」などは、通常の間接疑問文とは形が異なる場合があるので注意しましょう。
ちなみに疑問詞は「What」以外にも使われます。
例文を見てみましょう。
- What do you say we go to the movies tonight?(今夜映画を見に行きませんか?)
- When do you think she will come here?(彼女、いつここに来ると思う?)
- Where do you think we are headed now?(私たち今どこに向かってると思う?)
疑問詞以外の間接疑問文「if」「whether」
続いて、疑問詞以外を使った間接疑問文について解説します。
疑問詞の代わりに「if」や「whether」を使い、「~かどうか」という表現が可能です。
- 「if」「whether」の使い方
- 「if」と「whether」の違いは?
この順番で解説していきます。
「if」「whether」の使い方
まず、「if」と「whether」の使い方について解説します。
以下の例文を見てみましょう。


このように「~かどうか」という文章を作ることが出来ます。
文末に「or not」を付けることも多いので、覚えておきましょう。
I don’t know if she likes dogs or not.
「彼女が犬好きなのかそうでないのか分かりません」
他の例文も見てみましょう。
- Could you tell me if he has arrived yet?(彼がもう到着したか教えてくれませんか?)
- I’ll find out whether the restaurant is open on holidays.(そのレストランが祝日に営業しているか調べるね)
- I can’t decide if I should buy the red cap or the blue one.(赤い帽子と青い帽子どちらを買うべきか決められない)
「if」と「whether」の違いは?
では、「if」と「whether」に違いはあるのでしょうか?
実は同じようで異なる点があります。
「whether」はいつでも使うことが出来ますが、「if」は目的語を作るときのみ使われます。
目的語と言われてもピンと来ない方もいると思うので、先程の例文を見てみましょう。


「if」と「whether」が目的語を作っているのが分かるでしょうか。
「if」はこの場合のみ使うことができ、「whether」よりもカジュアルな響きがあります。
それでは、「whether」のみが使われる場合を見てみましょう。


このように「whether」は主語や補語としても使えます。
また、以下のような使い方も出来ます。


このように「前置詞の後」や「To不定詞の前」でも使うことが出来るんですよね。
この場合の「if」は制限が多いですが、「もし~なら」という超便利な使い方があるので、気になる方は以下の記事をご覧ください。


まとめ
Great job!
ブログを読んでいただき、ありがとうございました!
今回は、間接疑問文の語順や使い方を解説しました。
間接疑問文が使えるようになると、今まで表現できなかったこともより上手に伝えられるようになると思います。
実際に英文を作って日常でも使ってみてください!








