【初心者必見】現在完了形とは?完了形のイメージや使い方を徹底解説!

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Hi しゃーろです!
ブログを読んでいただき、ありがとうございます!

「現在完了形」って言葉を聞くと「ん?」ってなりませんか?

僕は当時be動詞すらよく分からない時に「現在完了形」が出てきて「英語無理だ…」って思ったよ笑

今回は、現在完了形やその他の完了形の使い方、それぞれの違いなどを徹底解説していきます。

この記事を読めば…
  • 現在完了形のイメージがつかめる
  • 現在完了形の使い方が分かる
  • 過去形との違いが分かる
  • その他の完了形の使い方が分かる

この記事を読めば上記のことが分かります。

日常で使えるような例文もたくさん紹介するので、ぜひ参考にしてください!

目次

現在完了形とは?

現在完了形とは何でしょうか?

完了形という言葉自体を深く考えてもよく分からないと思います。

まずは、「完了形のイメージ」「現在完了形の基本的な形」について解説します。

完了形のイメージ

まずは、完了形のイメージを見ていきましょう。

完了形は「ある時点からある時点までの状態や動作を説明するもの」です。

点と点を結ぶ線のようなイメージ

点と点を線で結ぶイメージを持ってもらえれば良いと思います。

特定の瞬間(点)ではなく続いているイメージです。

例えば、以下の文を例に確認してみましょう。

①「僕はオーストラリアに行ったことがある」

②「僕はオーストラリアに行った」

①の文は、「生まれた時」から「今」という点と点を線で結んで表現しています。

一方で②の文は、過去に行ったことがあるという特定の「点」でしかありません。

現在完了形の基本的な形

続いて、現在完了形の基本的な形を解説します。

have/has + 過去分詞

基本的にはこのような形になります。

完了形は「ある時点」から「ある時点」まで続いているイメージと解説しましたが、現在完了形は「過去のある時点」から「今現在」までを繋いでいます。

いくつか過去分詞形も表にまとめたので、参考にしてください。

現在形過去形過去分詞形
am, is(です、あります)wasbeen
are(です、あります)werebeen
do(する)diddone
have(持つ)hadhad
see(見る)sawseen
go(行く)wentgone
come(来る)camecome
call(呼ぶ)calledcalled
話す(speak)spokespoken
get(手に入れる)gotgot / gotten
build(建つ)builtbuilt
cut(切る)cutcut

現在完了形の使い方

さっそく現在完了形の使い方を見ていきましょう。

現在完了形は、主に以下3つの用法に分かれます。

現在完了形の用法
  • 継続
  • 経験
  • 完了・結果

3つに分けられますが、基本的なイメージは共通して先程解説した通りです。

日本語にとらわれ過ぎないように例文を見ながら確認していきましょう。

それでは、1つずつ見ていきます。

継続

まずは「継続」について解説します。

継続は、過去から今現在まで続いている状態や動作を説明する時に使います。

例文を見てみましょう。

<例文>
  • I have learned English for 3 years.(僕は3年間英語を学んでいる)
  • I haven’t had any alcohol for 3 months.(3か月はお酒を飲んでいない)
  • I have lived in Yokohama since 2001.(僕は2001年から横浜に住んでいる)

・for 3 years(3年間)
・since(~から)

「since」は、特定の時点から現在までの経過時間を示すために使われます。

経験

続いて「経験」について解説します。

経験は、過去から今現在までに経験した動作や状態を表現するときに使います。

例文を見てみましょう。

<例文>
  • I have been to Australia once.(僕は一度オーストラリアに行ったことがある)
  • I have done it before.(僕は以前それをやったことがある)
  • I have never seen a ghost.(僕は幽霊を見たことがない)

・once(1回)
・twice(2回)
・three times, four times(3回、4回)
・never(絶対に~ない)

完了・結果

続いて「完了・結果」について解説します。

完了・結果は、過去から今現在までにしていた動作や状態が完了しているときに使います。

例文を見てみましょう。

<例文>
  • I have already had breakfast.(すでに朝食を食べました)
  • He has just finished cleaning his room.(彼はちょうど部屋の掃除を終えました)
  • She hasn’t decided yet.(彼女はまだ決めていません)

・already(すでに)
・just(ちょうど)
・yet(まだ)

「yet」を否定的な文脈で使用する場合は、特定の時点までにまだ起こっていないことを強調する意味合いがあります。

その他の完了形

続いて、その他の完了形について解説します。

現在完了形以外の以下3つの基本的な形や使い方を解説します。

その他の完了形
  • 過去完了形
  • 未来完了形
  • 現在完了進行形

1つずつ見ていきましょう。

過去完了形

まずは「過去完了形」です。

過去完了形のイメージは「過去のある時点」から「過去のある時点」です。

基本的な形は以下となります。

had + 過去分詞

例文を見てみましょう。

<例文>
  • By the time I arrived, they had already had dinner.(僕が到着したときには、彼らは既に夕食を済ませていた)
  • The movie had already started when we got to the theater.(映画館に着いたときには、映画は既に始まっていた)
  • She had finished her work before the meeting started.(彼女はミーティングが始まる前に仕事を終えていた)

・by the time(~までに)
・get to ~(~に到着する)

未来完了形

続いて「未来完了形」です。

未来完了形のイメージは「今現在」から「未来のある時点」です。

基本的な形は以下となります。

will + have + 過去分詞

例文を見てみましょう。

<例文>
  • I will have left by the time you come home.(あなたが家に来る頃には、僕はもういないだろう)
  • By the time you wake up, I will have made breakfast.(あなたが目を覚ますまでには、私は朝食を作っているだろう)
  • The building will not have been completed by the end of the year.(その建物は今年中に完成しないだろう)

the end of the year(年末)

現在完了進行形

続いて「現在完了進行形」です。

現在完了進行形のイメージは「過去のある時点」から「今現在」です。

現在完了形と同じじゃん!

と思った方もいると思います。

現在完了進行形は、「過去から現在まで続いている動作を強調するときに使われます。

基本的な形は以下となります。

have/has + been + ~ing

現在完了進行形では、一般的に状態動詞は使われず、動作動詞が使われます

<状態動詞の例>

like(好き)、know(知っている)、believe(信じる)

例文を見てみましょう。

<例文>
  • I have been waiting for you since last night.(昨夜からあなたのことをずっと待ち続けてます)
  • He has been living in that house for five years.(彼はあの家に5年間住んでいます)
  • She has been talking on the phone for hours.(彼女は何時間も電話で話しています)

「現在完了形」と「過去形」の違い

続いて、現在完了形と過去形の違いについて解説します。

それぞれの違いは、

「過去の時点から現在の時点まで」(現在完了形)

「過去の特定の時点」(過去形)

です。

以下の文章を比べてみましょう。

①I have seen it before.(私はそれを見たことがある)

②I saw it before.(私は以前それを見た)

①の文は「過去の時点から今現在までの期間」に焦点を当てているのに対し、②の文は「過去の事実のみ」を表しています。

「点」か「点と点を結んだ線」なのかに注目すると分かりやすいです。

ちなみに、「yesterday」や「2 years ago」などの特定の時点を表す言葉は、現在完了形で使うことが出来ないので注意しましょう。

「現在完了形」と「現在進行形」の違い

では、現在完了形と現在進行形の違いは何でしょうか?

それぞれの違いは過去形との違いとほぼ同じです。

「過去の時点から現在の時点まで(現在完了形)

「今現在の瞬間」(現在進行形)

になります。

以下の文章を比べてみましょう。

①I have visited Paris.(パリを訪れたことがある)

②I’m visiting Paris.(パリを訪れている)

①の文は「過去から現在までの期間」に焦点を当てているのに対し、②の文は「今現在の状況」を表しています。

現在完了進行形と現在進行形の違いも同じです。

よく使う完了形の疑問文

続いて、良く使う完了形の疑問文を紹介します。

よく使う疑問文
  • Have you ever…?
  • How long have you…?
  • Have you…yet?

1つずつ解説します。

Have you ever…?「~したことある?」

「Have you ever…?」は「今まで~したことある?」という意味になります。

基本的な形は以下の通りです。

Have you ever + 過去分詞 …?

「ever」は入れなくても大丈夫です。

例文を見てみましょう。

<例文>
  • Have you ever been to England?(イギリスに行ったことありますか?)
  • Have you read this book?(この本読んだことある?)

How long have you…?「どのくらい~なの?」

「How long have you…?」は「どのくらいの期間~なの?」という意味になります。

基本的な形は以下の通りです。

How long have you + 過去分詞 …?

例文を見てみましょう。

<例文>
  • How long have you been in Japan?(日本に来てからどのくらい?)
  • How long have you known each other?(お互い知り合ってどれくらい?)

Have you…yet?「もう~した?」

「Have you…yet?」は「もう~した?」という意味になります。

基本的な形は以下の通りです。

Have you + 過去分詞 …+ yet?

例文を見てみましょう。

<例文>
  • Have you seen the new movie yet?(新しい映画もう見た?)
  • Has it stopped raining yet?(雨もう止んでる?

yet(もう)

先程「yet」は「まだ」という意味があると紹介しましたが、疑問文では「もう」という意味合いで使うことが多いです。

まとめ

Great job!

ブログを読んでいただき、ありがとうございました!

今回は、現在完了形のイメージや使い方、その他の完了形について解説しました。

使い方は様々ですが、基本的なイメージは同じなので、日本語にとらわれ過ぎず使いながら慣らしていきましょう!

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この記事を書いた人

2001年生まれ。
自分の名前のローマ字すら間違えるレベルから「英語好き」に。

英語初心者が「英語って楽しい」と思えるようなコンテンツ作成を目指してます。
英語はツールだ!!!!!!

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